家計簿アプリ「マネーフォワードME」を実際に使ってみて感じた事をレビューして行きます。
今回は家計簿としての機能よりも【資産の総額をチェックしたい】との思いが強く、迷いに迷った結果、「マネーフォワードME」に辿り着きました。
それまでは年に一度、コピー用紙(使用済みの裏)に手書きで銀行ごとの残高を調べ記入していました。
なので、自分の資産に株式は含まれていませんでした。
・・・気付かなかったんだよね?
えへ♥
しかも、その日の金額が確定しているのはネットバンクのみ。
メインで使っている地方銀行はアプリを入れていなかったため、普通預金、積立預金共に数か月前にATMで記帳した残高を計算していました。
そんな時に政府が「預金から投資へ」「老後の資金は自分でどうにかして」(ここまでは言っていません💦)と言う感じの事を言い始めていたため、もう少し正確に現在の資産が知りたいなあ・・・と言う思いが沸き上がりました。
また、メルカリを使用して不用品を販売した事で、その資金で高配当株を買おうと強く思うようにもなりました。
メリカリの記事は下記からご覧ください。
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メルカリで断捨離!
続きを見る
そんな経緯もあってインストールした「マネーフォワードME」でしたが、想像以上に使い勝手が良かったです。
そして結論ですが、無料版でも充分にその機能を堪能することができたのは、2022年12月6日までです。
11月7日に運営からの通達にて、12月7日10時より、無料版がそれまで連携できていた件数を10件から4件へと引き下げることを発表しました。
それまで無料版を利用していた人には、30日間の有料版無料クーポンを発行してくれるそうです。
(2022年12月7日の段階で届きませんでした)
ちなみに有料版は、もともと1か月間の無料お試し期間設けられていますので、これは利用するべきです。
存分にその機能を味わって頂きたいと思います。
忘れないで使ってね
*11月7日追記*
無料版を数日使用していましたが、想像以上に広告が多いのと、意外に「株式の取得金額」をマネーフォワードMEで見ることができるのは、有料版のかなりのメリットだったと感じました。
もうひとつ、やはり、一括自動更新は非常に優れている事もわかりました。
「一つ一つ手動でポチすればいい」と言う考え方は、無料→有料の人が思う事であって、有料→無料の人は【かなりの不便】を感じると思います。
マネーフォワードMEとは
- 電子マネーやクレジットカード等の毎日のお金の出入りを自動で見える化してくれる。
- 銀行、クレジットカード、証券会社を連携する事によって資産と負債を自動で見える化してくれる。
- 連携できる銀行は2022年11月現在、2570件。
- Amazonや楽天市場の通販サイトも連携できる。
- 通販やクレジットカードのポイントも見える化できる。
- 暗号資産・FX・金なども連携できる。
- 銀行やカードの残高もまとめて見える化できる。
- 毎日の支出を科目ごとに自動で分類。
- 結果、資産のほぼ全てを見える化してくれるアプリ。
こんな感じで色々と便利な機能がたくさんあります。
口座に財布を連携して、右下の鉛筆マークをクリックすると、その日に現金で使った金額と明細、科目を手入力できます。
特に「証券会社」と金積み立てをしていた「田中貴金属」を連携できることが、私の最大のメリットとなっています。
三井住友カードは連携すると勝手にポイントまで連携されてしまい、後ほど、連携先を減らすために、酷く大変な思いをすることになりました。
ポイントの連携を解除すると、三井住友カードの方も解除されてしまいます。
そうすると、家計簿的にはカード払いになっている水道光熱費やマンションの管理費等が反映されなくなります。
その解決方法も後ほど解説したいと思っています。
ちなみにカード会社の引き落としの日に、それまでクレジットカードで支払っている全てが、実際に支払った日に遡って家計簿に記入されます。
無料版と有料版の違い
それでは、無料版と有料版の違いを見て行きましょう。
プレミアムサービス機能比較表
※2022年12月7日より無料版の連携数が10→4に変更になりました。
無料版でできること、少なくない?
そう思う方も少なくないと思います。
でも、連携可能数を4個に抑える事ができる場合、有料版で使える自動更新頻度や一括更新は手動で4回ポチポチすればいいだけだし、資産や負債のグラフなどもどうしても見たい場合、エクセルで作る事も出来ます。
無料版でも資産の内訳は見られますので。
ただ10件ならまだしも4件だと根本的に資産の見える化には使用しにくいです。
*11月7日追記*
手動での更新は想像以上に不便でした。
無料版では円グラフはモヤがかかっていて見る事ができません。
でもそれぞれの項目と金額、また、その下に%が出ていますので、何の問題もないかと私は思います。
現金比率高くない?
少しずつね・・・移動してるから><
それに節約や副業をして資産を増やし、その資産の把握をするために家計簿アプリを使い始めたのに、アプリに月500円近くもかけるのは本末転倒と言えなくもないです。
*11月7日追記*
私は月額480円を必要経費にしてもいいのではないかと思い直しました。
有料版の方がメリットのある人
① 連携可能数が4回では足りない人
② データ閲覧可能期間が無料版は1年しかないので、前年比の確認ができないと困る人
この2点は非常に重要になってくると思います。
私自身も4件では圧倒的に足りないです、むしろ足りている人がいるのでしょうか。
せめて無料版で今まで通り、10件の連携ができるともっともっとこのアプリはダウンロード数が多くなるんじゃないかなって思います。
(今も多いですけれど)
今回の改悪で、他のアプリに移った方も相当数いらっしゃると想像できますが、私はこれを初めて使った時の感動を忘れられず、結果、そのまま有料版に移行しました。
有料版では、購入した時の取得価格まで見る事ができます。
これは嬉しい機能で、有料版の特権です。
もし購入日が見られたら、証券会社にログインする必要はないくらいですね。
ただ、無料版でも証券会社の個別銘柄の確認ができるので、こちらもわざわざ証券会社の口座を立ち上げる必要がありません。
この点に関していえば、無料版でも充分優秀すぎます!
そして最近購入した高配当株は全滅ですね。
連携先を4件に抑える方法
私は削りに削っても10件までしか連携先を減らせませんでした。
そうじゃないと資産全体の把握が難しかったからです。
でも5件くらいまで減らせる人は4件に抑える方法があります。
ちなみに「財布」は4件のうちには入りません。
4つの口座✙財布機能となりますので、これも有効活用しましょう。
あと1件・・・
正直、三井住友カードのポイントは必要性を感じませんでしたので、先ほど申し上げたように、ポイントの連携を解除してみました。
そうしましたら、三井住友カードまでが解除れてしまったので茫然としました・・・
色々と検索を続けてやっと見つけた機能・・・それは・・・
もったいぶらずにさっさと教えて!
グループ作成機能を使ってみよう!
今回解説するのは、iOS版となります。
Android版とweb版は 公式サイト を確認して下さい。
①ホーム画面右上の歯車マークをタップ。
②グループなしをタップ
③右上の追加をタップ。
④グループ作成画面で設定し、完了をタップ。
こんな感じで把握していなくても家計や資産に響かないものをチェックなしにします。
重要な部分だけチェックを入れると、三井住友カードのポイント部分が反映されなくなりました!
これで当初は10件に絞る事が可能になったので、本当に良い機能だと感じます。
ただ、これも有料版は無制限、無料版は1個のグループだけ。
まあ、1個あれば充分だよね
まとめ
お試し期間が切れたので、一度、無料版に戻しましたが、非常に有料版が優秀だったことに改めて気が付きました。
***有料版の価格***
- iOS版アプリ Apple ID決済が月額480円・年払い5,300円
- Android版アプリ Google Play決済が月額500円・年払い5,500円
- Web版 クレジットカード決済が月額500円・年払い5,300円
せめて月額300円なら課金してもいいかなと思っていましたが、10月から雇用保険料が月額700円近く上がったので、これで一気に無料版へと心が傾きました。
しかし12月7日の改悪で、無料版ははっきり言って使えなくなってしまったので、これはもう四の五の言わずに有料版一択になってしまいました。
最後に、どうしても無料版でないと嫌だと言う方は、「マネーフォワード for 住信sbiネット銀行」と言うアプリを使う手もあります。
ほぼ同じ機能でMEからコピーで移動できるので、10件の連携先があれば無料版で問題ないと言う方は、試してみるのもいいかもしれません。
このレビューが、資産を見える化したい方のお役に立てると嬉しいです。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。