自分で使用していて、使いやすいまたは、メリットのあるおすすめのネット証券をご紹介していきます。
前記事で「高配当株をおすすめしない」と言う記事を書いていますが、実は2022年9月より日本の個別株では「高配当株」を中心に購入を続けています。
高配当株だけで生活するには、かなりの資金が必要になります。
前記事にも高配当株のデメリットを記載していますので、合わせてお読み頂けますと嬉しいです。
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なぜ、高配当株はやめとけと言われるのか?その理由と対策について解説
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そのデメリットを受け入れてでも高配当株を始めたのは、お金のなる木を育てるためです。
1か月分の生活費を配当金でまかなうことは非常に難しいですが、例えば、毎月の給料や年金にプラス1万円から3万円でもあれば、生活が楽になると思いませんか?
最初は小さな木の芽でも、長い年月をかければ複利の力で配当金はどんどん膨らんでいきます。
最低でも10年以上売却することなく、温め続けると言う強い意志も必要になります。
マイナスになったらすぐに損切り、と言うタイプの投資ではありません。
また、高配当株は買い値の見極めも非常に難しいです。
私は「買ったら下がる」をずっと繰り返しています(笑)。
いくら配当金を得ても、株式を売却した時に損失が大きければそれまでのメリットがなくなってしまいます。
逆に、底値で購入する事ができれば、配当金+売却益も見込めるわけです。
なので、買い時は非常に大事と考えています。
その株を購入するにも、証券会社の口座が必要になってきます。
現在は、ネット証券がインターネット申込で簡単に口座を開設できるように変わってきています。
私は4つのネット証券を利用していますが、それぞれのメリット・デメリットをご紹介していきましょう。
※これは私の主観です、参考までにお願いします。
おすすめのネット証券ランキング
1位 SBI証券
実際にSBI証券では【投資信託】と【積立NISA】をメインに使用しています。
積立NISAは現在(2022年)年間40万円が限度となっていますので、月に33,000円ほど積立しています。
SBI証券のメリット
一番のメリットは「三井住友VISAカード」の所有者が投資信託の積み立て(積立NISA含む)を月に5万円までカードで決済する事ができる点です。
三井住友カード(NL)
こちらは年会費無料のノーマルカードになりますが、クレジットカード決済金額の0.5%がVポイントとして付与されます。
普通に口座振替するよりもずっとお得です。
また、Vポイントで投資信託を購入する事も出来ますので、クレジットカード決済はかなりお得だと言えます。
三井住友カードゴールド(NL)
こちらは1年目は年会費が発生しますが、年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料となります。
ただ、投資信託の積立額は利用額として加算されませんので、注意が必要です。
ゴールドはクレジットカード決済金額の1%がVポイントとして付与されます。
また取扱商品が多く、手数料も業界最安値で、初心者におすすめできるネット証券となっています。
投資信託ならSBI証券をおすすめします。
また、後述する楽天銀行では取り扱っていない「ミニ株」の取り扱いもあります。
アクティブプランなら国内株式の現物取引が、100万円まで無料となります。
初心者でしたらぜひ使いたいネット証券となっています。
SBI証券のデメリット
何と言っても、サイトが使いにくいです。
ネット証券では実はこれって致命的ですよね。
積立NISAの設定も投資信託の設定も、どこでやったらいいのか、どこで確認したらいいのか…
非常に時間がかかった記憶があります。
もっとわかりやすいサイト作りを懇願しています。
SBI証券の口座開設はこちら↓
2位 松井証券
随分以前から愛用しているのが、この松井証券です。
SBI証券がイートレード証券と呼ばれていた時代に、株に対して右も左もわからない私が選んだのは松井証券でした。
松井証券のメリット
何と言っても1日の約定代金が50万円まで手数料が無料と言うボックスレートが優秀です。
これは私が株を買い始めた時からずっと無料で、その時代は画期的でした。
約定手数料無料の先駆けの会社です。
他の証券会社では除外されているETF(上場投資信託)・ETN(上場投資証券)・REIT(不動産投資信託)もボックスレートで利用できます。
デイトレード等をしている人には使えないかもしれませんが、50万円以上の株を買う事もそうそうないので、私は松井証券で満足していました。
サイトもわかりやすく、使いやすいです。
小額投資の初心者で、単元株を買う方にはおすすめします。
松井証券のデメリット
ただ最近、高配当株を始めましたので、市場の状況が悪い、欲しい株が暴落して買える水準まで下がってきたと言う場合、デメリットとなります。
50万円未満の1つの単元株が欲しい場合は問題ないのですが、同日に複数銘柄を買いたい、でも50万円を超えてしまう、と言うような時は、買い時を逃す事もあります。
50万円を超えると、1約定ごとに1,100円の手数料がかかりますので、他のネット証券と比べると割高になってしまいます。
また、「ミニ株」の扱いはありません。
1日の約定金額が50万円を超える場合は、SBI証券や楽天証券の方がメリットがあります。
松井証券の口座開設はこちら↓
インターネットでお得に取引!松井証券3位 楽天証券
楽天証券では、実際に小額ですがインデックス投資信託を毎月積み立てています。
積立NISAの上限は使ってしまっているので、通常の積み立てです。
楽天証券のメリット
こちらも投資信託のクレジットカード決済が、楽天カードの場合、月の上限5万円まで可能です。
SBI証券と同じですね。
また、手数料も業界最安値を誇っています。
楽天銀行を活用している方は取引がしやすく、楽天経済圏で生活しているユーザーは楽天証券一択ではないでしょうか。
日本経済新聞も無料で読めますし、サイトも慣れると使いやすいです。
デイトレードをする場合、スマホアプリ「iSPEED(アイスピード)」が優れています。
いちにち定額コースで国内株式100万円までの約定が無料になりますが、ポイントは付与されません。
楽天証券のデメリット
ポイント還元率が0.2%とSBI証券と比べるとかなり低いです。
これは楽天の改悪によるもので、かなりの方がSBI証券に流れているのも事実です。
「ミニ株」の扱いはありません。
レビューでは対応が悪いとの評価がそこそこ見受けられます。
また楽天はここの所、楽天モバイル無料停止や楽天カードのポイント還元率の低下など、様々な改悪を行っていますので、この先が少し不安な感じもします。
楽天証券の口座開設はこちら↓
番外編
GMOクリック証券
実は口座開設しようかなと迷っている証券会社です。
この他にもLINE証券の口座を持っていますが、ビールに付いているシールを集めてLINEポイントをもらい、1株購入するくらいしか使用していませんので、この記事では割愛します。
GMOクリック証券のメリット
こちらも手数料が業界最低水準、高機能取引ツールもあり、初心者だけでなく、アクティブトレーダーにも人気の証券会社となっています。
また、1日定額プランの手数料は約定金額が100万円まで無料となっています。
GMOクリック証券のデメリット
一般NISAは使えますが、積立NISAが使えません…
これは非常に強いデメリットですね。
外国株式を取り扱っていないので、日本株に特化した証券口座が欲しい私のような人には、管理しやすいかもしれません。
GMOクリック証券の口座開設はこちら↓
まとめ
松井証券からSBI証券への移管も考えていますが、SBI証券は積立NISAやインデックス投資用、松井証券は高配当株用と分けて使っても不便はないですね。
ただ、1日の約定金額が50万円を超える時は、他の証券会社に移管した方がいいです。
最後に各証券会社の手数料の比較を掲載しておきます。
証券会社名 | ~50万円 | ~100万円 | ~300万円 |
SBI証券(アクティブプラン) | 0円 | 0円 | 1,718円 |
松井証券(ボックスレート) | 0円 | 1,100円 | 3,300円 |
楽天証券(いちにち定額コース) | 0円 | 0円 | 3,300円 |
GMOクリック証券(1日定額プラン) | 0円 | 0円 | 1,691円 |
初心者の方は、手数料が無料で使いやすいネット証券を選ぶのが無難です!
※投資は自己判断となります※
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。